第52回東海北陸公民館大会が富山県で開催さる
9月10日〜11日の2日間にわたり、富山県民会館において第52回東海北陸公民館大会が開催されました。
参加者は愛知・三重・岐阜・福井・石川・富山各県の公民館長、主事等の1,476名でした。
先ず、富山県立八尾高校郷土芸能部の皆さんによるアトラクションが催され、越中おわら節の唄と演奏に合わせて男女生徒による踊りが披露されました。
この日のために猛練習されたようで、素晴らしい三味線・胡弓・太鼓による哀調を帯びた演奏に合わせて唄と踊りが演じられました。
続いて開会式典となり、あいさつや表彰式、富山県知事の祝辞、富山市長の歓迎のことば、公民館の歌を斉唱して式典が終了。
式典 |
表彰式 |
石井富山県知事の祝辞 |
次に文科省施策説明として、文科省生涯学習政策局社会教育課長谷合俊一氏の講演、記念講演として東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会常務理事/副事務総長布村幸彦氏が演台に立たれました。
文科省谷合俊一社会教育課長の講演 |
これからの社会教育行政が果たす役割(資料抜粋) |
閉会行事に移り、次期開催県である岐阜県公民館連合会長小栗卓郎氏があいさつされ1日目が終わりました。
金沢市公民館連合会一行は上市町のホテルで宿泊し、11日部会フォーラム会場に行きました。
部会フォーラムは5部門について設けられおり、第4部会「高齢社会と公民館」に出席しました。
珠洲市三崎公民館長発表の「地域ぐるみで支え合う高齢社会」、南砺市太美山公民館長による「少子・高齢化地域での公民館活動」について講演があり、会場で質問等があり富山国際大学子ども育成学部中井文之教授が総評を行われました。
高齢社会という表現に異議ありと金石公民館長から意見が出され、高齢社会ではなく長寿社会とすべきと発言され拍手が湧き起りました。
60歳以上が20%を超えると高齢化社会という・・・と中井教授が解説されましたが、千坂校下は24.5%なので既に高齢化社会と云えます。
今後、益々そのパーセンテージが上昇することは間違いなく、千坂公民館としても本フォーラムを参考にして対応策を研究していく必要性を感じました。
千坂校下町会連合会