2013年3月19日
投稿者:千坂地区社会福祉協議会 at 21:03
平成25年3月11日(月)午後1時30分から石川県地場産業振興センター新館1階コンベンションホールに於いて社会福祉法人石川県社会福祉協議会の主催で標記集いが開催された。開会の挨拶があってすぐに活動発表があり、その後講演があった。
□ 記念講演 「地域における支え合い活動とは
〜たすけ上手・たすけられ上手のまちづくり〜」
講演要旨 :なぜ、今、地域福祉(みんなで支えあう地域づくり)か 福祉のではなく、福祉で)
(1)生活の崩壊、地域の崩壊 ・生命の尊さを説く。生まれることを尊び、死を悲しむことができる人に!
(2) 広い福祉と狭い福祉 ・戦後日本の福祉は狭い福祉でありました。総合扶助については韓国、中国に学ぶことが多いと思います。
(3)新・地域福祉の時代 ・地域福祉は日本でつくったものでした。社会福祉が定着するには、理論、理念がしっかりしていて、実践の蓄積もありますが、あまり表にでていない。公表していくことが大切と思います。
(4)東日本大震災を経て ・地域福祉視点でのソーシャルワーク 地域で支援会議=共有・共同の場(ネットワーク会議、地域生活支援会議)誰が、何処で、誰と、(小地域で、住民と、専門職の方で話し合い解決していく) フォーマル(地域包括、病院、学校、児童相談所)とインフォーマル(近所の人、昔の人、民生委員)等の縦割りをなくす。地域福祉には、市民が創っていくという意味がこめられています。
人と人とのつながりが しっかりしている社会こそが 豊かな社会→コミュニティーをつくる
地域における「生活支援」を創る 生活理解、必要性(ニーズ)の把握と共有、社会資源の活用と調整
熱弁をふるって語る上野谷加代子講師
千坂校下町会連合会