れんちょうにっき
1月8日(日)
新成人のみなさん おめでとうございます
きょうは「成人の日」です。統計によると新成人122万人。私たちの校下(地区)では、121名(男59名、女62名)の方々が新たに大人の仲間入りをいたしました。
□ 東日本では、震災復興への歩みが急がれるなか、成人式を迎えられた新成人の皆さんは特別な思いをもってこの日を迎えていることと思います。
□ 若い人たちの想像力(新鮮で斬新な発想)とエネルギー・行動力に期待いたします。被災地の新成人のみなさんも含め日本には素晴らしい若者がたくさんいます。被災地の復興はもちろんですが、私たちの住む千坂校下(地区)・日本も、世界も大きく変わる時期を迎えていると思います。
□新成人の8割の方が「自分たちの世代で今の日本を変えていきたい」と考えている。と、答えている調査結果があります。具体的には、「世界にアピールできる国 にしたい。」「個々が社会に貢献すれば日本は変わる。」などの ご意見。さらに政治に関心がある72%、経済に関心がある76%と、多くの方々が答えています。 内容として、若者の就職率が低い63%、増税・年金制度ともに45%、被災地の復興の遅れ39%と続く。 さらに”日本の未来が暗い”との回答が80%。その理由には、「リーダーシップをとるべき人が将来のビジョンを提示出来ていない。」「日本の経済成長 は見込めない。」と厳しく問われています。(日本経済新聞平成24年1月10日31面記事から抜粋)
□ 千坂校下の成人式
121名(参加者98名)の新成人を祝う式典が、青空の中から煌めく太陽のひかりが会場と なる金沢市文化ホールを包む。 参加者は一応に晴れやかな顔。顔。顔。
「うわー。すごくかわったんやー。」 「 先生!げんきやったんか!」
すごく大きい。 手まねで、 こんなに小さかったのに!
かっての生徒と、恩師の声。
懐かしく友との再会を喜び合う歓喜の声が飛び交うなか、午後1時式典が始まりました。
式 典
開会の言葉
国歌斉唱 全 員
市民憲章唱和 全 員
新成人紹介 (参加者98名の名前が呼ばれる)
式 辞 千坂公民館長 小藤 典行
要旨 「今、日本の国は景気がよくありません。東北地方では、震災のため職の無い人が多くいます。私の周囲を見回しても働きたくても働く場のない人がたくさんいます。もっと残念でならないことは、近隣の国々、中国や韓国に日本の国が干渉されても、はね除く力がありません。 こんな弱い日本には我慢がなりません。 皆さんは、政治に参加する権利を得ました。良い政策を実行できる人を見極めこの強い権利を行使してほしい。」と語りかけています。 (式辞から一部抜粋)
記念品贈呈 オリジナル加賀刺繍ブックカバー 金沢市
印鑑付ボールペン 千坂 公民館
祝 辞 金沢市長(代理 桶川秀志氏)
千坂校下町会連合会長 西田 稔
祝電披露 国土交通副大臣 奥田 建 様 他の皆さん
新成人代表 「誓いの言葉」 源大 勇斗
「明るい選挙推進の」 小林 史佳
「交通安全宣言」 横野 愛莉
式典模様 明るい選挙推進の誓い
記念撮影 1 記念撮影 2
恩師との懇親会 よろこび
□ 若者に期待します。震災後私たち日本人は家族や地域社会の「絆」の大切さを学びました。人と人との絆、場合によっては不自由を感ずることもあるかもしれませんが、それでも、人が人になるために絆は必要と思われます。
人は「絆」が必要だと気付きました。私自身人として成長するには、「気付く」ことから始まる。そう思っています。
参考:千坂校下町会連合会・千坂地区社会福祉協議会では、昨年10月「絆」運動をはじめる。各戸に「絆」ステッカーを配布している。
□ 式典終了後反省会
お世話係30名(公民館委員)の皆さんは、若い新成人の皆さんから「元気」を頂いたらしく、さわやかな顔で参加。 それでも、 みなさん お疲れさまでした。