2012年03月22日
投稿者:chisaka01at 17:58

町会(自治会)とは? @

存在する意味

□町内会が存在している意味! 何でしょうか!地域住民が安心して暮らしていけるように地域の状態を維持し、起きてくる課題に対応、対処していくことが大切と考えています。町内会は、住民の生活の場である地域の範囲内に現れる、さまざまな問題に対応・対処して、安心・安全と快適な環境の維持を図り、さらなる改善を進めることが課題となります。

多様な内容を持つ課題:問題に対処し、快適環境の維持、改善

□周囲の状況、自治体の政策の内容によっても、新しい事態が次々と現れ、変化することがあります。町内会は地域の会員の状況の変化に応じて、柔軟に取り組んでいくことが求められています。

町内会の活動

□さまざまな問題に「包括的に」対応するもので、具体的にいえば、地域の安心・安全に関する活動、地域環境の美化や整備、行政との協働、住民相互の交流・親睦など地域で必要と思われる多様な活動に取り組むのが町内会に求められている活動だと思っています。

環境の変化

□かっては、家庭内で解決出来たことが、核家族化や、高齢化などによって機能が失われて家庭内で対処できなくなり、「地域の問題」となる傾向にあり、孤独死や虐待問題などがあげられます。千坂校下でも例外ではなく孤独死等の対応が求められています。

 行政の対応力が弱まる

行政に於いて財政難に伴う政策の見直しの結果、行政の対応力が弱まります。住民や市民の協力が求められています。地域がこうした課題にどこまで応えられるのか、行政との対応力の強化が望まれます。

町内会の課題

□町内会のような小さな組織では、深刻な問題に専門的に関わることは難しい。地域活動は、問題が起きないように、住民同士が日常的に支え合い、助け合い、励まし合っていくことにあると考えています。「あいさつ」など問題の解決に関係ないと思われることが、実は大事な意味を持つ活動となっていて、日常の生活の中での活動が町内会の大きな存在理由となっていると思っています。

文責:千坂校下町会連合会 会長 西田稔                                   参考文献 : 公明新聞 町内会って何?名古屋大学名誉教授中田実 連載記事

 

 

千坂校下町会連合会