れんちょうにっき
8月26日
千坂校下防災訓練に5879名参加
森本富樫活断層地震を想定
□ 今回の訓練は金沢森本富樫活断層地震が突発的に発生し、校下全域でM7,3の揺れに見舞われたことを想定して行われた。
□実働訓練では
@ まちなか訓練=安否確認・情報収集訓練・食糧供給訓練を行う。 校下23町会で町会指定の避難場所に避難した。食糧供給訓練では、避難参加者にアルファ米が配られた。また、班長さんは各戸の避難・被害状況を調査して、いち早く災害対策本部に報告を行った。
避難・被害状況を玄関先に! 班長さんは戸別に確認!
町会指定の公園に避難
集合し、安否確認を行う!
A 図上訓練=地域で大きな災害が発生した場合を想定し、地図への書き込みを通して、災害時の対応策について考えます。 地震や風水害が発生した場合を想定して、地域にどのような被害が発生し、どのような対応策をとればよいのかなど考える機会となった。
図上訓練会場 完成した図面
食糧班の皆さんによる
炊き出し、食糧供給訓練
B 総評=金沢市駅西消防署 グループ長 消防司令 油 仁一氏
□ 震災はいつ発生するか分かりません。いま、日本列島の地下は活動期にあるといわれています。関東大震災が発生した場合、遠い国のことと、思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、震度7以上の地震の場合北陸地方に於いても震度5強の揺れを感ずることがあります。そうなりますと家屋の倒壊など、多くの被害が想定されます。
□ 災害が発生したとき ”自分で自分の命を守る" ことが求められています。次に被災状況を知ることです。被災状況が迅速に災害対策本部に報告される。このことが人命救助の第一歩となります。人の命72時間と言われている中で、救援に駆けつけても待機時間が永いと云うのが多くの被災地での経験です。
□ 地域で大きな災害が発生した場合を想定し、地図への書き込みを通して、災害時の対応策を考えることが出来るのが いま、行った図上訓練です。この訓練は、地震や風水害などが発生したときに、地域にどのような被害が発生し、どのような対応をとればよいのかなど考える機会となります。
□ 災害が発生したとき、避難をして ”自分の命を助ける” ”情報収集” で被害状況を知ることです。今日の訓練は地域防災組織における受援力につながります。