2015年02月17日
投稿者:社会福祉協・民生協at 22:13
地区社会福祉協議会会長研修会
▧ 平成27年2月17日午後1時30分〜金沢市文化ホールに於いて標記研修会が開催、関係者併せて180名が参加した。
▧ 研修会は、始めに金沢市福祉局福祉総務課 岡 健一課長の挨拶のあと、金沢大学准教授 眞鍋知子氏の基調講演があり、地域安全支え合い事業モデル地区の新竪町校下社会福祉協議会・米丸校下社会福祉協議会が取り組んだ事例発表おこなわれた。
▧ また、先進自治体の事例報告とした「足立区孤立ゼロプロジェクト推進活動」の取組みの事例発表もあって、この後校下ブロックごとに分かれた分科会がおこなわれた。
基調講演 「地域安心生活支え合い事業でめざしていること」
講師 金沢大学人間社会学域地域創造学類 准教授 眞鍋 知子 氏
要旨 校下とは地域コミュニティの単位として機能している。町内会や公民館、善隣館、消防団など独自の地域コミュニティが昔から機能していました。最近では少子高齢化や核家族化が進み、少しずつ問題が出ているように感じています。
住民の力で、自治活動をこれからも問題なく続けて行くことができる地域は沢山ありますが継続が難しい地域もあります。難しい地域とは!どんな場所でしょうか。その一つに高齢者や障がいのある人など支援を必要とする方が多い町会等が挙げられるでしょう。
新たな共助
新たな共助の構築:地域住民だけではなく多様な地域資源や民間主体(企業、NPO,学生、ボランティアグループなど)が地域の担い手となり、行政と協働しながら地域課題に対応していくことが求められている。
地域のつながりとは
- エリア型地域活動=同じ地域に住んでいる、地域的なつながり、知り合い関係。(町内会、金沢市内1361町会)
- テーマ型地域活動=特定の目的をはたすため設立された組織に参加することで生まれるつながり(例 ボランティア団体やNPO法人)。
「地域安全生活支え合い事業」
- 一人暮らし高齢者等が地域で安心して生活できる基盤をしない全域で構築
- モデル地区で住民主体の生活サポート体制づくりに向けた手順・方法検討し他の地区へ順次拡大
モデル地区(基調講演の後下記校下の事例発表が合った)
- 中心部地区 新竪町校下社会福祉協議会
- 郊外地区 米泉校下社会福祉協議会
講演会場
分科会
- ここでは(1)地区社協事業や役割を地域住民に知ってもらうためにできること(2)地区社協として地域住民の困りごとを把握するために出来ること この二つの課題について討議した。
分科会会場