千坂小学校で地域住民が「遊びの名人」と尊敬される昔遊びを伝授
昨日(1月27日)午前10時から、千坂小学校1年生を対象とした地域住民から「昔遊び」を学ぶ授業が行われ、地域住民と児童の心温まる授業風景が繰り広げられました。
授業の前に会議室に児童とボランティア8名が集合して開会セレモニーが行われました。
児童代表が「今日は昔遊びの名人がおいでました。私たちに遊びを教えてください」と挨拶がありました。
遊びの種目は「お手玉」「あやとり」「おはじき」「けん玉」の4種目。
セレモニーが終わって、3組に分散して2種目づつ教えることになりました。
あらかじめ学校から「けん玉」に指定された身としては、児童の前でぶざまな姿を見せるわけにはいかないので、けん玉を購入して、ある程度練習して臨みました。
最初のグループ十数人にけん玉をやったことがある人はと聞いたところ、約半数が手を上げました。下校時の安全パトロールで顔を覚えてくれた児童がにっこりとほほ笑んでくれました。
けん玉の持ち方、膝のクッションの使い方を説明し、それぞれにやってもらったところ、何と私よりはるかにうまい児童が二人も。
1組20分交代で次のクラスと交代。ここでも自称「昔遊びの名人」を上回る児童が複数。最近ブームなのかな?
写真を撮るよと云ったとたんカメラに向かって飛び上がった |
向こう側はあやとりの伝授 |
3組で1時間が経過して終了となりました。
全員会議室に戻り、児童たちのお礼のことば、遊びの感想などを発表してくれました。
これまで、昔遊びは縦割りと1年生のみの2回していたことを校長に話しました。そのときはボランティアが30人前後。
ボランティアの人数はいつでも要望にお応えできると伝えました。
今回の昔あそびで最も人気の高い種目は、「お手玉」。片手でオジャミが3個宙に舞う光景はそれこそ名人に写るのでしょう。最近の遊び相手は「ゲーム機」。友達が一緒でもそれぞれが没個人。それに比べ、昔遊びは対話があった。数十年も前の遊んだ光景が昨日のように脳裏に浮かんだ。